2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

ブルックリンでオンラインブティックNo.648を運営しています。


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チップはいくら?支払い方を理解してニューヨークのレストランで気持ちの良いひと時を

チップはいくら?支払い方を理解してニューヨークのレストランで気持ちの良いひと時を

ロン毛と坊主とニューヨーク レストラン チップ

 

 

 

本日、11月23日は「外食の日」ということで

アメリカのレストランでのチップについて言及したいと思います。

チップ制度は日本と海外文化との大きな違いの一つでもあるので

今回はここで詳しくニューヨークのレストランにおけるチップの制度について書いておきます。

 

 

さて、このチップはそもそもその文化がない日本人にとってはなかなか厄介なものです。

旅行で日本から友人が来てご飯に行ったりすると、

ほとんどの人が「チップにどの程度の金額を払えばいいのかわからない」

というようなことを口にします。

しかし

サービスの質が悪かったりウェイーターがミスや失態を犯したというようなことがない場合、

分からないからといってチップを置かなかったり

通常の基準よりも少なく置くのはマナーとしてよろしくありません。

あまりにも少ないチップを置いたりするとお店の外までチップを求められることもあります。

 

 

  • 最低チップ15%は昔の話?

 

通常ガイドブックやネットでの情報では

「最低でも合計金額の15%はチップを支払いましょう」と書かれていることが多いですが、

2015年現在、NYで生活している私の肌感覚だと

15%というのは一昔前の基準であり今は最低でも18%、通常は20%程度を支払うのが妥当

だと思われます。

 

チップというのはルールとして法律で決まっているわけではないので

人それぞれのマナーとモラルの上に基準が成り立っているものです。

それゆえにこの18%から20%という数字も

私が生活している上での肌感覚なので、明確な決まりというわけではないのですが。

 

ニューヨークの物価は年々上昇しているからか、

それに伴って現在は15%のチップでは少なく

20%程度が妥当と考えるニューヨーカーが増えたのではないかと考えられます。

私の周りの人々はほとんどの人が食事に行けば20%程度を最低基準としてチップを支払っているように思います。

 

では合計金額の20%という数字を電卓などを使わずにどのように計算するかというと

計算は案外簡単で、

合計金額が$34だった場合は$34の10%は$3.4になり、

それの金額を2倍した$6.8が合計金額の2倍ということになります。

チップで小銭を渡すのはちょっとしたマナー違反になりますので

今回のような場合に現金で支払う場合は小数点を切り上げて$7をチップとして支払えばOKですね。

 

またはクレジットカードでの支払いの場合は

レシートの一番下あたりに目安として合計金額の15%, 20%, 25%の金額が記載されている場合もありますので

その場合はそのまま20%の金額をTipの欄に記入して金額にチップをプラスした最終合計金額とサインをすればOKです。

 

それでも不安な場合はお会計を頼む際に

「Could you please add extra 20% for a tip? Thank you」

(合計金額にチップの20%を上乗せした金額をいただけますか?)

と頼めばそのようにしてもらえます。

 

 

  • チップを支払う目的

 

チップというのはウェイターが食事の配膳をしてくれたり

水を注ぎに来てくれたり、

お客さんに気を配って「食事はいかがですか?」と聞いてくれたりという

サービス全てに対するお礼です。

 

サービスのプロとして誇りを持って仕事をしているウェイターさんが

全力でサービスをしてくれて問題もなく気持ち良く食事が終わった場合、

ウェイターさんとしては会計の際に通常のレートより少ないチップ金額を提示されたら、

決して良い気分ではありません。

 

中にはチップを全く置かない人も稀にいますが、

その場合はウェイターさんはその客に対して全力でタダ働きをしたということになります。

例え本当にチップについて知らなかったという事情だったとしても、

そこでチップが足りないと言われて追いかけられたり、文句を言われたら

せっかく美味しい食事を楽しんでも台無しです。

言われる方も、言う方も良い気分ではありません。

 

ウェイターさんの主な収入源はチップからの収入なので、

チップがわからない、知らなかったと言って払わないのは

こちらではただの常識外れとして認識されたり、

チップ制度を知っていながらもケチる人に関しては

心が狭い人だと判断されても仕方がありません。

 

せっかくの海外旅行での思い出として気持ちの良い食事となるように

チップはしっかりとウェイーターの仕事に見合った金額を支払い、

気持ちの良いサービスをしてもらえたら少しの色をつけて多めにチップを払うなどして感謝の気持ちを表すことで

お互いにとても良い時間となることでしょう。

 

 

 

  • 最後に

 

「チップは気持ち」ということをよく耳にしますが、

そう言いう意味では私個人的には

仮にウェイターさんが誠意を持ってサービスをしてくれていたら、

感謝の意味を込めて多少なりの不手際があったとしても通常通りチップを支払うようにしています。

ウェイターさんも人間ですから時にはミスもするでしょうし

不意なミスなどに付け込んでチップをケチるような人こそ

気持ちを込めずに「チップは気持ち」と言っているように思えます。

もちろんミスの程度にもよりますし

そこは本当に人それぞれの気持ちの問題。

そんな時は決して感情的にならず、

双方のことを考えた上で相応のチップを支払えば

基準の金額以下でも問題はありません。

時と場合によって上手に自信と誠意を持ってチップを支払いましょう。

 

 

たかがチップ、されどチップ。

サービスを受ける側もサービスを提供する側も、

お互いがいい時を過ごせるように、

こちらの記事を読んで頂けた方だけでも

ニューヨークへご旅行の際はマナーを守ってチップを払うようにしていただければ

大切なレストランでの時間がより一層素敵なひと時となるのではないでしょうか。

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