2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

ブルックリンでオンラインブティックNo.648を運営しています。


ゲストエディター

動物好きのロン毛が初めて動物保護施設に行ってみて感じた事。

動物好きのロン毛が初めて動物保護施設に行ってみて感じた事。

ロン毛と坊主とニューヨーク

 

 

 

そういえば引っ越してきてからうちのアパートの周辺で一つ気になっていた場所があったんです。

それはうちから1ブロック先、徒歩3分程度のところにあるAnimal Care Center (ACC)という建物。

 

今回はその建物に行ってきた話なのですが、

その前にまず経緯から。

 

 

先日、友人が家に飼い犬を連れて遊びに来てくれました。

その友人は今年の5月ごろに近所で彷徨っていた犬を発見し、保護。

その後、インターネットでSNSや掲示板を使ったり近所の張り紙などで犬の飼い主をくまなく探したのですが飼い主は見つからず、

最終的に彼女自身がその犬の引き取り新たな飼い主となることにしたのです。

 

私と私の彼女は大の動物好きなので

友人がうちに犬ちゃんを連れてきてくれたことに大感激して犬ちゃんと遊びまくりました。

特に彼女は以前からずっと「犬が飼いたい」と言っていたので

家に犬が来たことで自分の家に犬がいる生活を想像したようでした。

 

友人が帰ってから彼女は「近所にあるACCに今度の休みに行ってみよう」と言い出しました。

ACCとは先に書いたように、Animal Care Centerの略で

日本語で言うところの動物保護施設のようなところです。

ACCはニューヨークシティにヘッドクオーターのオフィスを含め6箇所あります。

 

飼い主の都合で飼えなくなった動物や道で遭難している動物、

いわゆる捨て猫や捨て犬などの動物を保護して

新しい飼い主を探すまで保護している場所です。

こちらでは一般的にAnimal Shelter(アニマルシェルター)なんていう風に呼ばれています。

 

 

私はもともと動物が好きだったのと

自宅アパートから徒歩3分程度で以前からどんなところなのかと気になっていたこともあったので彼女に賛同し、

一緒にACCに行くことにしたのです。

 

 

私は少しワクワクしていました。

どんな可愛い犬や猫がいるだろう?

触れるのかな?

めっちゃ好みの犬がいたらどうしよう?

という感じで。

 

 

当日、家から彼女と歩いて3分、

ACCに着いて建物の中に入ると動物の匂いがしました。

 

受付に「動物の引き取り希望」と伝え2階に行って入り口で紙に名前を書きます。

大型犬、小型犬、ネコ、ウサギがそれぞれ分かれていて

とりあえず小型犬の部屋から見てみることにしました。

 

すると小型犬はほとんど引き取られていて2匹だけだったのですが、

散歩中でその2匹も会えなかったので隣の大型犬の部屋に行きました。

 

大型犬は小型犬に比べて引き取り手が少ないのか

ほぼ全てのケージにピッドブル系の犬ちゃんが並んでいました。

 

私はこういう動物保護施設に初めて来て

そこで初めてケージに入っている動物を見たのですが

来る前に感じていたワクワク感は一瞬にして吹っ飛びました。

 

どの犬ちゃんもシッポを振りながらワンワン、クゥクゥ言って

ケージの柵に近寄ってきます。

もれなく全員可愛くて、

でも私にはどうすることもできない無力さに

なんとも言えない悲しい気持ちになりました。

どいつもこいつも可愛いしずっと遊んであげたいしできるならば引き取ってあげたいけれど

現実はそう簡単なものではないという理想と現実のギャップ。

しばらくするとその場にいられなくなったので大型犬の部屋を出て、

その隣のウサギの部屋に行きました。

 

ウサギは犬と違って鳴かないし、

犬と比べると明らさまにかまって欲しいような仕草を見せないこともあって

まだ気持ちは楽ではありましたが。

そのあとは猫の部屋にも行ってみたのですが、

私は猫好きの猫アレルギー持ちなのでそそくさとその場を後にしました。

このシェルターでは(おそらく他の多くのシェルターでも)ネコが一番多かったです。

 

私と比べてとても感情的な彼女は

犬を見ている間に悲しみのあまり泣き出してしまい、

二人で30分ほど施設を見て回った後に家に戻りました。

 

 

正直、このACCに行った体験は

行く前の想像と全く違っていました。

 

動物達がケージの中にいるのは想像した通りでしたが

ペットショップのそれとはまた違う「かわいい!」だけの感情では見ていられなかった事実。

自分には何もできない無力さ、

今まで見て見ぬ振りをしてきたこういった動物達の現実。

 

今までもFacebookなんかで「拡散希望!明日までに飼い主が見つからなければ処分されてしまいます!」というようなポストを何度も見ていたし

そういう施設でどんなことが起きているかの記事や動画も何度も見た事があったのですが、

実際に自分がその施設に訪れて彼らを目の前にするという体験は

そういう今までの頭で理解していた知識が全く意味のなかったもののように思えるほど

とても強烈なものでした。

これはおそらく、

私がここでいくら鮮明に感想を書いて読んでいただいたところで

それを生で見て感じないとわからないものがあるかなぁと思いました。

 

 

犬を飼いたいと言っていた彼女の考えはどうなったのか、

今後うちに施設から犬を引き取ることになるのか。

また改めて二人で話してみることにして

ひとまず私の動物保護施設の初体験を記しておきます。

 

 

動物が好きな人で私のようにこういった施設に今まで行ったことがない人、

そして行ける機会がある人は

日本でも海外でも是非一度行ってみてはいかがでしょうか?

何事も頭でわかっているつもりなのと実際に体験することは大きな違いになりますので。

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