2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

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【実録】アパート契約時に200万円?!日本人がニューヨークで賃貸物件を借りるのは想像以上に大変だったハナシ

【実録】アパート契約時に200万円?!日本人がニューヨークで賃貸物件を借りるのは想像以上に大変だったハナシ

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今日の一枚

撮影者 : ロン毛

引っ越して一週間経ち、やっとベッドフレームが届いて部屋が部屋らしくなってきた様子。ビンテージ、アンティーク家具に夢中な今日この頃です。

カメラ本体 : iPhone6 Plus

焦点距離 : 29mm / 絞り値 : F2.2 / ISO感度 : 500/ シャッタースピード : 1/4秒


以前の記事でニューヨークで賃貸物件を借りるためのおすすめサイトをご紹介しましたが、今回は現地で物件を借りる大変さをお伝えしたいと思います。 

オススメサイトはこちらからどうぞ。

 

 

日本の比じゃないニューヨークの家賃の高さ

ニューヨークで賃貸物件を探してみると分かるのですが、家賃がベラボウに高いことに驚きます。

東京の一人暮らしアパートの家賃平均が8万程度だと何かの記事で読んだのですが、ルームシェアでも一人700ドル〜1000ドル(7万円から10万円以上)の家賃が当たり前のニューヨークでは、賃貸物件を借りるとすると少なくとも1500ドル(15万円以上)は覚悟してください。 

ちなみに1500ドルというのは、私が調べていた感覚だと一人暮らしやカップルで住むようなスタジオや1ベッドルームの最低価格くらいで、もちろん部屋は激狭、オンボロ、立地が最悪といったところ。

少し立地にこだわったり、広い部屋やキレイな部屋を選ぼうとすればその価格は1800ドル、2000ドルとバンバン跳ね上がっていきます。 

 

 

実際に賃貸物件を借りる手続きは?

さて、自分の好きな物件をアパート検索サイトで探したとして、実際に気になる物件について現地の不動産屋さんにコンタクトすると、こんな返事が返ってきます。

image.jpg

・引っ越しの予定日 

・誰がそのアパートに住むのか 

・年収とクレジットカードスコアはいくらか 

・ペットは飼っているか 

 

私は今回、30件以上不動産にコンタクトしましたが、半分くらいの不動産屋のエージェントからこの様な質問が来ました。 

引っ越し日は、通常だと月頭、月の15日、月末の中から大まかな引っ越し日を伝えるといいでしょう。

ペットを飼っているかどうかというのは、猫か犬のことですので、特殊なペットを除きその他の小動物などは特に申告する必要はないかと思います。

誰のためのアパートなのかというのは、一人暮らしで自分の為か、カップルで暮らす二人のためなのか、はたまた友人たちとルームシェアをするためのアパートなのか、住む人の人数やどういった人が一緒に住むのかなどを伝えれば大丈夫です。 

 

物件契約時に必要な年収は家賃の40倍

さて、この質問の中で一番厄介なのが、年収とクレジットカードスコア。 

というのもこちらの不動産、そして物件のオーナーは入居者に対して信頼出来るテナントなのかどうかを年収とクレジットカードスコアで判断します。

このニューヨークという街に住んでみれば分かりますが、おかしな人たちがたくさんいるので、やはり人を判断する材料として信用出来るのはお金ということでしょう。 

 

年収というのは、もちろんアメリカでの年収証明ができるものに限るので、もちろん年収は高いにこしたことはありません。

日本で1000万、2000万稼いでいようが、こちらでの収入証明がないと話になりません。

 

一般に賃貸物件を借りる際、年収は物件の一ヶ月分の家賃の40倍の所得証明書が必要で、もし自分でその収入に足りない場合や留学生などの場合、自分の親などの保証人が物件を契約する際には家賃の80倍の年収が必要と言われています。

 

つまり例えば2000ドルの物件を契約するには、年収で80000ドル(800万円以上)、親などの保証人に頼む場合は160000ドル(1600万円以上)の年収の証明が必要となります。

日本でのアパート契約時に求められる条件が分からないのですが、先ほど書いたように一人暮らしをするためにアパートを借りるには最低でも大体1500から2000ドル程度かかることを考えると、この条件は中々ハードルが高く思います。

そう簡単に「夢のニューヨークでオシャレに一人暮らし!」なんてわけにはいかないのが現実です。

 

 

審査で最も重要なクレジットカードスコアとは?

そして収入証明をクリアしても、さらに厄介なのがクレジットカードスコア。

これはアメリカのクレジットカードのポイントのようなもので、アメリカでクレジットカードを作り使用していくうちに、使用金額や支払いが滞らずに使用しているかなどによってスコアが溜まっていく仕組みです。(詳しくはググってみてください) 

こちらは物件にもよりますが、私が調べていた物件の多くはクレジットカードスコア650から700以上という条件でした。

 

この年収とクレジットカードスコアの仕組みによって、法的にアメリカで働いてはいけない留学生などにとっては、物件を借りるのが一気に難しくなります。

私たちのケースでは、年収のボーダーラインはクリアしていたのものの、私も相方の坊主もアメリカのクレジットカードを使用していなく、スコアが全く溜まっていない状態だったため、審査が厳しい物件では物件を見ることすら出来ないものもありました。

ただし、クレジットカードスコアはしっかりカードを利用して滞納なく返済している、という証明なので普通に利用していれば溜まっていくはずです。

 

 

アメリカでの年収証明がない、クレジットカードスコアもないが現地でアパートを借りるには?

散々書いてきましたが、こっちではアパートを契約するのはなかなか厳しい条件になっています。

しかし年収が家賃の40倍に届かない、クレジットカードスコアが溜まっていない、という人でも交渉次第で物件は借りることが出来ます。

私たちはクレジットカードスコアがなかったのですが、無事にアパートを契約できました。

 

通常、物件を借りると初期費用は初月の家賃(物件によっては+最終月の家賃)、セキュリティデポジット(敷金のような後に返金されるお金)という家賃の2ヶ月〜3ヶ月分程度なのですが、収入やクレジットカードスコアが足りない場合はセキュリティデポジットを数ヶ月分多く払ったり、家賃を数ヶ月分先払いしたりすることで、多くの場合は物件を借りることが出来ます。

 

私たちの場合、クレジットカードスコアが足りなかったことから6ヶ月分のセキュリティデポジットを払うことになり、初月の家賃と合わせて初期費用として200万円以上を払うことになりましたが、なんとか気に入った物件を借りることが出来ました。

通常、セキュリティデポジットを多めに払う場合、2ヶ月分から3ヶ月分程度を払うことになるケースが多いので、6ヶ月分というのは割と稀なケースだと思いますが、私たちの物件のマネジメント会社とオーナーが審査に厳しく、断固としてこちらの交渉に応じなかったため今回は仕方なく私たちが折れた次第です。

 

ちなみに最近引っ越しをした日本人の留学生の友人は、アメリカでの所得証明やクレジトカードスコアがない状況でしたが、1年間の家賃を前払いすることで契約出来たようです。

 

セキュリティデポジットを多く払う場合も、家賃を前払いする場合も、どちらにせよ契約時にまとまった金額をチェックまたは振り込みなどで一括で支払うことになるので、両親や保証人にお金を借りたり、家賃を払ってもらう人以外は貯金はしておいた方がいいでしょう。 

 

自分が日本人であることを積極的にアピールせよ

上記のような厳しい条件を満たして、やっと契約出来るのがニューヨークのアパート事情です。 

これらの条件を満たすのは難しいけれどニューヨークで賃貸物件を借りたいという方は、MixBで日系の不動産屋さんやフリーのブローカーさんにコンタクトすれば、最低限の初期費用と簡単な手続きだけで留学生でもアパートを借りられます。

 

私も以前のアパートは日系のブローカーさんを通して物件を借りましたが、初期費用は60万円程度、審査などもあっさりしたもので簡単に物件を借りられました。 

MixBのメリット、デメリットは以前の記事を見てみてくださいね。 

 

ちなみにですが、日本人という人種はアメリカでも割と信頼できる人種とされていることから、大家と実際に会って交渉できるケースでは、自分は日本人であるということをうまくアピールしてみてください。

期限に遅れずに家賃を払う几帳面さや、綺麗にアパートを使ったりうるさくしないことなどをアピールして気に入ってもらえれば、条件を満たしていなくても物件を契約出来たり、上手くいけば家賃を値下げしてくれることすらもあります。

 

とはいえ基本的にはどこの物件でも家賃の値下げ交渉はマスト!

家賃にもよりますが、うまくいけば50〜100ドル程度、または光熱費などを家賃に込みにしてもらうなどの条件で合意してくれる可能性があります。 

言うだけタダなので、恥ずかしがらずに毎回値下げ交渉しましょう。 

 

 

 

こうして私たちは結果的に希望の物件を借りられたわけですが、契約前、契約後、そして入居後にも様々なトラブルがありました。

日本では決して起こり得ないような、アメリカならでわであろうトラブルの数々はまた後に別記事でご紹介するとして、今回の記事がニューヨークでアパートを借りる際の参考になれば幸いです。

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