2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

ブルックリンでゲストハウス、またオンラインブティックNo.648を運営しています。

[販売員の本音]平等の国アメリカでよく見られる不平等な人種差別問題

[販売員の本音]平等の国アメリカでよく見られる不平等な人種差別問題

[販売員の本音]平等の国アメリカでよく見られる不平等な人種差別問題

 

 

 

今日の一枚

撮影者 : 坊主

昔ファッションウィーク中に撮った一枚。嵐がくる直前でありました。

 

カメラ : Panasonic LUMIX DMC-LX7 

絞り値 : F3.3 / ISO感度 :160 / シャッタースピード : 1/125秒


日本と比べて、様々な人種が生活しているニューヨークですが、

時折直面するのが、人種差別の現場。

うっかりしていると自分が当事者になったりもして、反省するやら、弁解するやら、1日二日嫌な気分になったりします。

 

「俺が悪いのか?俺が悪いんだろーな。あーあ、やっちゃった。」

て感じですね。

 

先日、20歳くらいの黒人女性が、携帯で誰かと喋りながらお店に入店し、

まずメンズのアイテムをろくすっぽ見もせず、数着手にとり、販売員へサイズの指示を出し、

そのままレディスのアイテム数着を、これまたよく見ず、販売員へボンっと投げる調子で買い物をしておりました。

 

ずっと誰かと電話しているので、コミュニケーションをとる隙もありません。

 

販売員の経験がある人は、ピンとくるかもしれませんが、こういう人は十中八九、

スタイリストか、偽のクレジットカードを使う詐欺師か、ドラッグディーラーの方です。

 

私たちのお店では、返品の場合、返金はしないので、

お店で使えるストアクレジットを発行するか、他の商品との交換となります。

過去に何度か、このお店の規則を知らずに、スタイリストが撮影で使うために、一度ゴソっと購入して、

撮影が終わったら全部返品するケースがあり、その際に返金を要求される一進一退の攻防があるわけです。

この攻防が非常に面倒臭いのです。

 

彼女のケースは、どう見ても自分へのアイテム購入じゃないですし、

駆け出しのスタイリストにありがちな、挨拶無し、そして電話を切らない高飛車な態度、

「私がニューヨークで一番のスタイリスト」

「天上天下唯我独尊」

「我、覇者なり」

な感じが、ありありと見えていたので、彼女が購入する直前に、

「お客様、私共の返品規則は返金ができないシステムですので、ご了承下さい」

と言ったのが、マズかった。

 

ブチキレられましたね。

「そんなのわかっているわよ!」と一喝されました。

 

私は、忠告した後、他のお客さんを接客していましたので

後から聞きましたが、彼女を担当していた部下によると、

私の一言に、かなり憤りを感じたようで、

「なんで私がそんなことアイツに言われきゃいけないのよ!私が黒人だから!?」

と漏らしていたそうです。

 

ここで厄介なのが、彼女が「私が黒人だから、そんなこと言われた!」と思ってしまうことです。

私はそんなつもりはなかったのですが、相手にそう思われたら、どうしようもないのです。

私の言い方がかなり失礼だったのは事実ですので、反省しております。

 

同僚が隙を見て、上記に記した「駆け出しスタイリスト」に関してのトラブルが後を絶たないために、私が念のために説明したのだ、という弁解をしてくれたようですが、もう後の祭りですよね。

彼女は「差別された!」と激おこプンプン丸だったようで、私の会社に抗議文を書く勢いであったようです。

 

蓋を開けてみると、彼女は超有名なセレブの私服を担当しているスタイリストでした。

 

しかし

「自己紹介くらいしてくれよ。初見の人がそんな買い方したら、どの人種でも怪しむわい」

というのが、私の本音であります。

 

同僚が彼女の恫喝を聞くところによると、どうやら某有名百貨店でも、同様の扱いを受けたらしく、彼女は怒り心頭でありました。

 

私は、百貨店の販売員の気持ちがわかりますし、おそらく彼らも

「セレブは知っていても、お前のことなんか知るかいな。誰やねんお前。ていうか電話片手に仕事するなよ。」

と思ったことでありましょう。

 

単なる愚痴記事になってしまいましたが、アメリカではやはり人種問題の闇は深いのです。

私は、人種差別なんてしないと頭では思っていますが、

実際に仕事をしているとそんなに簡単にはいかないんです。

というもの、私がお店で働きはじめて4年間の経験になりますが、

私の店では、偽物のクレジットカードを使う人、万引きをする人は9割以上、黒人の方か、ヒスパニック系の方なんです。

 

思い出せる限りですが、4年間働いて、白人が万引きしようとしたのが3件、

偽物のカードを使おうとしたアジア人が2人です。

認知できるだけで一ヶ月に4、5件は少なくとも、偽造カードを中心とした問題が起きるので、

やはり一定の人種に対して警戒心が強くなるわけです。

 

しかし、警戒心が強くなっているから目につくだけで、

アジア人、白人の方も同様に悪事を働いている可能性が高いです。

 

警戒すると緊張感が出て雰囲気に変化が出るので、

敏感な人はすぐわかるでしょうね。

 

どの国にも暗い歴史あり。数年前に黒人の若者が10万円以上の買い物をポンとしたので、

店長が冗談交じりに、支払い方法に問題がなかったか、スタッフに訊いた際、

現場にいた同僚の黒人女性が激昂して、「差別だ!!」と、怒鳴り散らして辞めていったこともあります。

 

私はアジア人として差別されたと感じたのは、バーでチップ込みの代金を請求されたくらいなので、どうってことはありませんが、

黒人とヒスパニック系の方々は、この差別を体で常に感じていることでしょう。

職務質問の頻度も彼らに対してのものが圧倒的に多いです。

 

知り合いの知り合いが、アジア人のドラッグディーラーですが、アジア人留学生ぽい格好をしていると、職務質問には遭遇することは、稀なことらしいです。全く怪しまれません。

実際はリュックに大量のマリファナが詰まっています。

 

一筋縄ではいかないのが、人種問題。様々な要因があります。

 

この2、3年で少し人種間の争いや事件が増えてきたような気がして、何だかキナ臭いですね。トランプ氏が大統領になったら一体どうなるんだろう、なんて思いました。

 

 

 

 

 

 

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