2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

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ブルックリンでオンラインブティックNo.648を運営しています。


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[仕事のハナシ]「やっておきました」という自主的精神はアメリカの職場には無い

[仕事のハナシ]「やっておきました」という自主的精神はアメリカの職場には無い

[仕事のハナシ]「やっておきました」という自主的精神xはアメリカの職場には無い

 

 

今日の一枚

撮影者 : 坊主

近所にて

 

カメラ : Panasonic LUMIX DMC-LX7 

絞り値 : F1.8 / ISO感度 :80 / シャッタースピード : 1/250秒


 

以前に書いた記事、「ニューヨークで働いて感じる「日本の常識」は自分の最大の武器になる可能性について」にて

日本人としての常識をもってアメリカ企業で働いたら、個人としての強みになりますよっていうことを記しました。

 

 

今日はもう一つ、アメリカ企業で働いて気づいたことを記したいと思います。

 

こちらでは「あの件は、もう私がやっておきましたよ!」とドヤ顔で上司に言う精神、

英語でいうPro-Active(自主性)というものが無いに等しいということです。

まぁ私の会社だけかもしれませんが。

 

私の部下達はは基本的には指示されたことしかしません。

 

例えば、新しい商品が数点入荷して、Sちゃんに値札貼りをお願いしたとします。

商品に値段をつけた後は、アイロンをしてシワを取って、店頭に出すわけですが、

私がこのお願いをした時に、「果たしてSちゃんは、私に言われずともアイロンまでかけてくれるか?」

と淡い期待を抱きましたが、駄目でしたね。

 

値段貼りが終わった後は、知らんぷりです。

別にSちゃんに他の仕事があるわけではありません。

 

で、結局私がまたSちゃん、もしくは他の人にアイロンをお願いするわけです。

 

日本だったら、「お前は言われたことしかしない・出来ないのか?」とドヤされそうな態度ですが、

結構アメリカでは普通のことです。

 

なんなら、アイロンまでSちゃんに頼んだら、口には出さずとも

「なんで私がアイロンまでやらないといけないの?不公平だ!他の人にお願いすればいいのに、このクソ坊主!」

という平等の国アメリカ特有の感情が芽生えるかもしれません。

 

「言われずともやってくれるだろう」と思うのは、

日本人特有の考え方で、ちょいと期待しすぎな部分があると思いますし、

アメリカでは、阿吽の呼吸なんてのは存在しません。

 

「何かすることありますか?」なんて訊いてくる部下なんて奇跡みたいな存在ですし、

何も言われずとも、自分で考えて何かしら仕事している人は私の周りでは皆無です。

 

こちらでは、できるだけ楽しようという精神の下で働いている方が多いと思います。

私達の休憩時間は、基本30分から1時間とることができますが、

同僚のMちゃんは時給でなく月給制になった瞬間から、たっぷり1時間、なんならちょっとオーバーして休憩を取るようになりました。

30分とっても1時間とってもタイムカードの記録に残らない、給料に影響しないので、

気持ちは大いにわかりますが。

 

言ってしまえば、これらは文化の違いだと思いますので、良い悪いも無いですし、

「何でそんなに一生懸命仕事しなきゃいけないのか?怠けている他の人と同じ給料で働いているのに。」

なんて思う日本人の方も沢山いるでしょう。

 

私も、「まぁそんなに仕事に熱心になって、疲れても損かもね」なんて時折思うのは事実であります。

 

しかし、言われずともやっておく精神でこの国で行動できれば、

日本人としての、自分の強みの一つくらいにはなると私は思います。

 

結局誰かがやらないといけないんだから、自分がやっておこう、という心持ちですね。

 

ここで注意してほしいのは、あからさまに行動しすぎると、他の同僚から変な目で見られるかもしれませんし、

上司が、あなたの行動を評価するとは限りませんので、そこでクサらないことですね。

しかし、ちゃんと見る人は見ていますので、それが、アメリカで生きていく、または出世につながる糸口になるかもしれません。

 

私の持論ですが、如何にして現地人と差別化するかが、外国人としてアメリカで生活できるかが鍵だと思っています。

言葉の壁もありますし、差別もありますし、ネットワークや入ってくる情報もやはりアメリカ人より劣ることが多いです。

 

日本で生活している上で既に体に染み付いている「やっておきました」精神は失うのは勿体ないことだと思います。

最近日本からニューヨークに派遣された友人が、アメリカで長いこと生活している日本人の方達と仕事していますが、

この日本人的精神を失っている人も少なくないようです。

言われなきゃやらない、口を開けば不公平だ何だと、文句タラタラらしいですね。大の大人達が。

 

郷に入れば郷に従えという言葉もありますので、一概には言えませんが

この時代に日本人として生まれたからには、一本筋を通していきたいですね。

 

過去に仕事についてロン毛共々、書いておりますので、宜しければご覧ください。

ニューヨークで働いて感じる「日本の常識」は自分の最大の武器になる可能性について

仕事と遊びの境界線、自分の「好き」を仕事にするニューヨーカー

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