2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

ブルックリンでオンラインブティックNo.648を運営しています。


ゲストエディター

[お金のハナシ] 金持ち家庭に生まれた人が親のスネをかじりまくるのは恥ではない。

[お金のハナシ] 金持ち家庭に生まれた人が親のスネをかじりまくるのは恥ではない。

ロン毛と坊主とニューヨーク

 

 

今日の一枚

撮影者 : ロン毛

“アパートやビルディングの屋上に設置されている貯水槽(?)ですが、なんか近くで見るとなんだかカッコイイ気がしました、ロケットみたいで。 ”

カメラ本体 : iPhone6 Plus

焦点距離 : 65mm / 絞り値 : F2.2 / ISO感度 : 32 / シャッタースピード : 1/3968秒


ニューヨークという街は、ご存知のとおり多種多様な国籍の人々が集まる街です。

東京が東京出身者よりも他県出身者の方が多いのと同じように、こちらではニューヨーク生まれ、ニューヨーク育ちという人の方が少ないのではないかと思います。

 

世界一多人種が入り混じる街といえるであろうニューヨークですが、ここに住んでいるととんでもなく裕福な方に出会うことがよくあります。

本人が事業を手掛けていてうまくいっている人や、もともと資産家の生まれな人など理由は色々ですが、まぁとにかくいるんですよ、とんでもない生活をしている人たちが。

自分でビジネスなどをしている人はここでは置いておくとして、特にアジア人の留学生、例えば中国、台湾、韓国あたりの留学生なんかはスゴイですね。

経済面で苦労している人たちに今まで会ったことが無いと言い切れるほどに、豊かな暮らしをしています、もちろん親のお金で。

この状況から察するに、アジア諸国の裕福な家庭の多くの親は、子供にニューヨークまたは他の国や地域の大学に通わせて国際的知名度のある大学を出たというブランド力を持たせたいと思っているのかもしれません。

それに比べて、面白いことに日本人留学生は、アジア諸国の留学生と比べてもほとんどが私たちが持ち合わせているような、いわゆる一般的な金銭感覚の人が多いですね。

極稀にすごく裕福な人はいらっしゃいますが。

 

話が少しそれましたが、そんなニューヨークにいるお金持ちの人たちは、多くが親のスネをかじりまくって生活しているわけですが、日本人の私たちの感覚からすると「いい歳して親の金で生活するなんてクソ野郎だ!」なんて思う人が多いかと思います。

私もそう思っていました。

しかし、ここで多くのそういう人たちと接するようになって考え方が変わってきました。

 

 

お金のある元に生まれたのはある種の"Gift"のようなものだと思うようになりました。

Giftというのは意訳すると英語で、「生まれ持った才能」「(幸運なことに備わっていた)神からの贈り物」のようなニュアンスですが、日本語でしっくりくる言葉が見当たりませんでした。

裕福な家庭に生まれたのは「才能」というのも違う気がしますすが、Giftを日本語に直訳すると「才能」になるので、ちょっとしっくりこないですが以降はわかりやすく才能と表記しておきます。

 

裕福な環境に生まれたというのは、とびっきり顔がかわいいだとかスタイルが抜群だとかと同様に、生まれつきのその人の一部のようなものと変わらないものという考え方。

可愛いコは人とは違う容姿を才能の一部として活かし、日本で読者モデルやタレントとして道を開いていけるように、お金があればそれを使って自分のやりたいことにどんどんお金を使えばいいんだと思います。

 

そう思ってみたら、親の金を使って〜なんてことを考えること自体、お門違いみたいなもんな気がしてきました。

前置きとして、親のお金で家賃の桁が2つも3つも違うようなアパートに暮らし見せびらかすようにランボルギーニを乗り回すだけのような生活ははただの無駄でなんの面白みも無い人間だと思っていますが、やりたいことがあってお金に困らない人は、親のスネをかじれるうちはかじりまくって自分のやりたいことに投資したらいいんだと思います。

 

 

ニューヨークという街はビジネスの街だということを長く住むほどに感じるのですが、それは私と坊主がいるファッション業界にもいえることで、才能があってかっこいい服を作れても、お金がないと99%の人はこの街では抜きん出ることは出来ません。

逆にたいしてかっこよくない服しか作れない人でも、お金があれば自分のブランドをビッグに出来る、それが世の中なんですよね。

 

具体的な例を出せば、ブランドを始めた私の友人は家賃35万円程度の広〜い家に一人で住み、そこを自宅兼作業スペースとして使用し、欲しい生地や高価な生地を好きなだけ使い、好きな服を好きなように不自由なく作ってハイエンドよりのファッションブランドをやっています。

生地の質が良く、作りも良いので、ブランドを始めた当初から一流店での取扱も決まり、順調そうです。

 

一方でお金があまりなく、自分で働きながらブランドをやっている友人は、センスはありますが作業にあてる時間も限られ、限られたバジェットの中で限られたファブリックで展開しているため、なかなか世間から陽の光を浴びることができていません。

それが現実です。

 

世の中はお金じゃ無い、なんて言いますが、お金は可能性を広げるツール、または目的までの最短コースで突っ走る為のアイテムなのなのは間違いないので、せっかくお金という才能を持っている人はその才能をフル活用して面白いことにどんどん挑戦したらいいと思いました。

 

とあるお金持ちの家庭のもとに育った留学生が「同年代はみんな就職して行く中、自分だけ親のスネをかじって生活しているのはなんだか申し訳ない。」というような話をされたときに話した、私のお金持ちに対する考え方でした。

 

その他にもお金にまつわることを書いているのでそちらもぜひ。

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