2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

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ゲストエディター

バーバリーが動く!インターネット時代が遂に業界のシステムを変えるか?

バーバリーが動く!インターネット時代が遂に業界のシステムを変えるか?

ロン毛と坊主とニューヨーク ファッション バーバリー ファッションショー 中止

 

 

 

今日の一枚

撮影者 : ロン毛

“LA出身のブランド、Second/Layerの2016FW NYFWプレゼンテーションにて。 ”

カメラ本体 : Nikon D3S / 使用レンズ : SIGMA 85mm F1.4 EX DG HSM

焦点距離 : 85mm / 絞り値 : F1.8 / ISO感度 : 800 / シャッタースピード : 1/500秒


2月からついにニューヨークでも2016年秋冬のウィメンズのニューヨークファッションウィークが始まります。

ウィメンズに先立ち2月1日から4にちまではメンズのコレクションも開催されたところで、ますます街もファッションウィーク熱が高まってきています。

私もメンズショーでは実際にショーに行ったりオンラインやSNSでチェックしたりしていました。

そんな中で、バーバリーが9月からメンズとウィメンズ別々に開催してきたランウエイショーを改め、一本化すると発表したようで。

(参照 : 「バーバリー」が従来通りのランウエイショーを中止。9月からは「すぐ買える」メンズ&ウィメンズ・コレクションを同時発表

 

今までも様々な取り組みをしてきたバーバリーですが、今回はブランドだけではなくファッション業界のシステム全体にも影響してくるであろう改革だと思います。

参照元のWWDではバーバリーのクリストファーベイリーの一言、

「ランウエイショーでみんなに喜んでもらっても、6カ月待たないと商品に触れることができないなんて、ばかげている」

という言葉がありましたが、まさにこれは今の時代を表していますね。

 

 

こういったことに関してはファッションフォトグラファーのシトウレイさんもこう言ったスピード感やシステムについてツイートしています。

 

 

また全くファッションとは別業界ですが私がフォローしているブロガーさんでキリカさんという大学生がいます。

彼は自身のブログの強みとしてスピードを上げていて、その前提でイベントのPR記事の仕事について言及しています。

PR記事ともなると話は変わってくる。金銭のやりとりが発生する。記事は払った対価分の宣伝効果が期待される。一度書いた下書きの原稿は、メーカーの担当者のチェックに回される。全てのチェックが完了した後に、ブロガーに公開の指示が届く。この期間、約一週間。主従関係が逆転した結果、情報が読者に届くまでに、一週間のタイムラグが発生してしまった。
(中略)
ソーシャルで盛り上がったタイミングでなく、一週間後にイベントレポートが上がる。論外。遅すぎる。先週終わったお祭りに、一週間後に盛り上がる事ができるだろうか。
— https://note.mu/kir1ca/n/n50e5504353db

まさに"Time to change"という時なんだと思います。

だってこれだけインターネットが普及して、昔ともファッションショーやイベントなどの開催方法や存在価値すらも変わってきている中、

システムだけは未だに変わらないというのはおかしな話です。

 

 

どの業界でもインターネット世界のスピード感と、現実世界でのスピード感に大きな違いがあり、それに違和感を感じる人が増えているのでしょう。

ファッションショーに関して言えば、今はもうバイヤーに対して服を見せる場としてのショーではなくなっているのは誰の目にも明らかです。

 

多くの方がそういう考えや古い体制に対する疑問を持っていたかもしれないですが、

しかし業界で根付いているシステムの流れを変えるのって、並大抵なエネルギーでは無理なんですよね。

ただ、今回このファッション業界においては業界が無視できないバーバリーが新しいことをしようとしている、

これって本当に大きな影響力があると思います。

 

もしかしたら近い将来、半年に一度のサイクルで開催されているファッションショーのあり方は今とは違うものになっているかもしれません。

 

どこの業界にいてもインターネットを無視できないこの時代、

オンライン世界と現実世界をうまく両方使っていきていくことが、今現在に既に必要なスキルじゃないかなと思います。

 

ファッションのことは他にも書いていますので合わせて是非。

アンリアレイジとサカナクション山口一郎が魅せたデジタル新時代の体験型ショー

天皇とコムデギャルソンの制約という共通点

映画「ディオールと私」感想 〜メゾンの生き様と真のラフシモンズ像〜

 

インターネット関連はこちら。

テレビの必要性を考える。7年間のテレビ無し生活を通して感じた事

「Facebookはやらない主義なの。だって◯◯なんだもん。」という方へ。

 

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