2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

ブルックリンでオンラインブティックNo.648を運営しています。


ゲストエディター

「何でもできます」「何でもやります」と言う人ほど胡散臭いものはない

「何でもできます」「何でもやります」と言う人ほど胡散臭いものはない

なんでもできます、やりますと言う人ほど胡散臭いものはない

 

 

 

今日の一枚

撮影者 : 坊主

私達がよくタムロしているソーホーのCrosby Streetでの一枚。ニューヨークならではのグラフィティがスゴイですね。少し暖かくなってきました。

カメラ : Panasonic LUMIX DMC-LX7 

絞り値 : F2.1 / ISO感度 : 80 / シャッタースピード : 1/500秒



なんとも刺激的なタイトルですが、まぁ聞いてください。

 

過去に書いた記事をご覧になった方達は覚えているかもしれませんが

私は学生時代から様々なインターンシップを行っていました。

本当はバイトや仕事をしたかったですが、留学生は基本的には収入があってはマズいので

完全無給で4年間、バイヤー、スタイリング、販売、プレス、ショールームまで様々な経験をしました。

 

その背景として、将来何がしたいか分からないから、

とりあえず全部やっておこう!という心持ちがありました。

卒業して、どんな仕事に就こうとも、なんでも対応できるように準備していました。

 

その結果、学生時代にファッション業界の様々な部分に触れ、今の販売職に至ります。

客に限らず、様々な人がやってきますが、特に多いのが、履歴書を持ってくる方達。

こちらでは、お店に飛び込みで入ってきて、履歴書を渡して

その場で自己アピールして、気に入られたら面接という形が多いのです。

といっても店頭での販売員の場合ですが。

 

上記に記したように、「なんでもできるように準備しておこう」と思っていた私が言うのもなんですが

雇う側から見ると、「私何でもできます。」と自信タップリな人

もしくは「私何でもやります。」という懇願するような態度の人が

一番胡散臭くて、何だか信用できず、採用から一番遠ざかる人達です。

 

前者は扱いにくい上、初見でハナから信用されていない状態なのに、

自分への自信タップリ度が鼻につき

後者は、何だか物乞いをされているようで、働きたい意欲は伝わりますが、何だか腰が引けてしまいます。

一度、名刺の職業欄に「EVERYTHING」(全て)と書いていた強者がおりました。

スタイリング、クリエイティブディレクション、バイヤー、何でもござれ、というスタンスの彼でしたが、

お店側からしたら、失笑を買うのみでした。

 

自己アピールが重要というイメージがついているアメリカ社会ですが、

やり方を間違うと逆効果なので、気をつけてほしいです。

 

表現が難しいですが、静かな自信をもっている自然体の人が、面接では一番光ります。

誇示することもせず、かといって下手にも出ず、長々と自分のハナシをしたりせず、

ピンポイントで要領を得ている会話ができると、なお良いかと思います。

能力があるところを見せたければ、

「カメラ使えます!カッコイイ写真撮れます!」という単なる主張じゃなくて

「デザイナーの友人のルックブックや、モデルのポートフォリオを撮影した経験があります。」

という事実をサラっと伝えて、相手の出方を待ってみてもいいでしょう。


「アレもコレも何でもできます」、というのは一瞬スゴイことに聞こえるワードですが

見方を変えれば「何でもやります」という薄っぺらい言葉に変身します。

「なんだ、お前は何でも屋か。」とナメられても損なので、

組織に入るのであれば、能ある鷹はちょっと爪をだすくらいで、ひょうひょうと生きていきたいものですね。

 

「いや、私はイケハヤさんのように爪ムキ出しで生きたい!」

という、出る杭になるのをいとわない方は、ベリーストロングなハートをご用意下さい。

 

如何にニューヨークといえども、出る杭には陰口、罵詈雑言は絶えません。

 

日本よりはまだマシですが…

…と思いましたが、実際日本で働いたことはごく短いので、何とも言えませんね。

実際はやっぱり出る杭はガンガン叩かれるんでしょうか。 

 

 

以前にロン毛が仕事について書いた記事もありますので、よかったらご覧ください。

何でも平均的にこなすオールラウンダーと分野に特化した専門家

 

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