2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

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ゲストエディター

[Q&A] ストリートスナップにおけるロン毛の被写体の選び方

[Q&A] ストリートスナップにおけるロン毛の被写体の選び方

ロン毛と坊主とニューヨーク ストリートスナップ An Unknown Quantity

私はロン毛さんと同じストリート スタイル フォトグラファーとして様々なお仕事をさせていただいています21歳の日本人です。ここ数年でフォトグラファーは瞬く間に増えてきましたがロン毛さんはどういった人にレンズを向けますか?また、被写体を選ぶ理由、惹かれるファッションなど教えていただきたいです。」

 

 

毎週日曜、月曜の恒例企画「Q&A」であります。

今日は質問者からご指名いただいた私、ロン毛が先に答えさせていただきます。

 

 

私はストリートスナップを2010年末から始めて

現在で5年弱続けております。

5年間でファッションのトレンド、

その時々の私自身のファッションの好みも随分変わりました。

 

 

その中で現在意識していることで

基本的に私がレンズを向ける人全員に共通していることは

自分のスタイルを持っているか

それに尽きます。

 

 

ただしそこからもう一段階選別を行います。

 

私個人のブログに載せる為の被写体

私のクライアントさんの欲している被写体

 

この二つに分けて撮影をします。

 

 

私個人のブログに関して言えば、

それこそトレンドもブランドも性別も体格も年齢も関係ありません。

ただ本当に私が単純に好きな人を撮ります。

とはいえ私はすごくpickyなので(pickyのうまい日本語訳が見当たらないのですが。。。)

ブログに載せる人を撮るのはとても稀であります。

 

後でこれについてはもう少し言及しますが、

私個人の好みはかなりハッキリしてて

それがあまりトレンディではなかったり

一般的にオシャレと言われるかどうか微妙なところもあるので

クライアントさんが欲する被写体像とかぶることは基本的にないのですが、

本当はブログに載せたくてもクライアントさんが欲する被写体像と重なる場合であれば

場合によってはクライアントさんへ送ることもあります。

 

 

 

クライアントさんの欲している被写体に関していうと

例えば女性誌で男性を撮ることはできませんし

トラッドなスタイルを欲している媒体にモードな被写体は撮れません。

そういうクライアントさんの要望に合った人の中で

スタイルのある人を選んで撮っています。

 

また、クライアントさんへの写真に限って言えば

被写体の着ているブランドやアイテム

また着方なんかも少なからず目安にして撮っています。

 

ファッションはその時々でトレンドがあるので

その欲している枠の中で流行っているブランド、

流行っている着方など、

そういうことも目安にするということです。

とはいえあくまで基本はスタイルを持っている人を前提に見定めているので、

そのスタイルを持った人の中で流行りをうまく取り入れている人などは

クライアントさんにはぴったりだと思っています。

 

 

 

 

私にとって魅力的なファッションをしている人は

最初に書いたように

自分のスタイルを持っている人です。

 

 

私がこの5年間で辿り着いた考えは、

ファッションはスタイルの一部であるが

スタイルは必ずしもファッショナブルである必要はない

という考えがあります。

 

私のストリートスナップブログ、An Unknown Quantityの

最近のポストでも書いているのですが

 

辞書によると

ファッションとは「流行、はやり」

スタイルは「個人や集団などに固有の、考え方や行動のしかた」

となっています。

 

 

スタイルというのはその人そのものの考え方や行動、

大げさに言ってしまえばその人の生き方やライフスタイルが垣間見れるものだと

私はこの5年間でそう思うようになりました。

 

なので私にとって魅力的な人とは

その時々のトレンドを追うファッショナブルな人々よりも

その人そのものが見えるようなスタイルを持っている人

という表現がしっくりくるような気がします。

 

 

もちろん私はファッションも好きですし

服自体も好きなので

ファッショナブルな人も好きです。

とはいえ、それだけではなく

自分のスタイルにファッションを落とし込んでいる人

そういう人にブログ用、クライアントさん用問わず

自然とレンズを向けるようになっているのだと思います。

 

 

 

最後に、質問をくださった方のいう通り

ここ数年でストリートスナップを撮るフォトグラファーは一気に増えました。

 

インターネットが普及して

個人でブログやウェブを作るのが簡単になりました。

それに加えて今や誰でも持っているであろうカメラさえあれば

あとは街に出てスナップを撮りサイトにアップする。

つまり誰でも簡単に「ストリートスナップフォトグラファー」を名乗ることができるようになったわけです。

 

その中で自分以外のその他大勢のフォトグラファーに埋もれないためには

自分の撮りたい被写体をハッキリさせること

何よりもそれが一番大切だと、私は思います。

 

わざわざ私を指名していただいた質問なだけに

今回の回答が質問者さまの参考になれば幸いであります。


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記事にしてほしいことなどありましたら

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内容によってはできる限り記事として書かせていただこうと思います。

(ロン毛と坊主の完全主観の個人的見解での回答になることをご了承いただける方は)

いつでもお気軽にご連絡ください。

ロン毛坊主共々、質問をもらえることを大変嬉しく思っています。




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