2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

ブルックリンでオンラインブティックNo.648を運営しています。


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中国産の激安チキンを5年間食べ続け鳥になりかけた男

中国産の激安チキンを5年間食べ続け鳥になりかけた男

ロン毛と坊主とニューヨーク 鳥になりかけた男 チキン 中国製

去年こちらで公開されてすぐ、映画「BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)」、邦題 「バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)」を映画館に観に行きました。

私は特に映画が好きなわけではないのですが、彼女がどうしても見たいとずっと言っていたのと前評判がやたらと良かったで行きました。

ただ、劇中の音楽がかっこよかったこと以外の内容をあまり覚えていません。

 

なので、バードマンの評論記事を書くと見せかけ、

映画とは一切関係のない、私の友人である「鳥になりかけた男」の話をします。

 

彼は私より年は5つ、6つ程年上、ニューヨーク在住歴は10年以上のベテランニューヨーカーであります。

無精髭を蓄え、日本人離れしたデカい身体で「ワイルド」という言葉がぴったりです。

そんな彼と友人数人とうちで鍋をしていた時、「ニューヨークではどこでどの食品を買うべきか」の議論になり、「白菜やキャベツなどの葉物を買うには中国系スーパーが安く、キノコ類とスライスの肉は日系のスーパーが良い」みたいなそんな話で盛り上がっていました。

 

そこで彼がこんなことを話し始めました。

 

「いやー、俺もこっちに来たての若い頃はさ、安っすい中国料理屋とか中国スーパーで激安のチキンのムネ肉ばっかり買ってそればっかり食ってたんだよ。」と。

アメリカにある中国系スーパーは他の店と比べると安い上、アジア系の料理に使う肉の部位、野菜や調味料なんかも豊富で便利なのです。

 

「そんな激安チキン生活を5年も続けてたら、今まで全く無かった胸毛と腕毛がこんなになっちゃってさ。」

着ていたTシャツをおもむろに脱ぎ捨て立派な胸毛と腕毛を披露しつつ、上裸で鍋をつつき酒を飲むワイルド。

 

続けて彼は

「やっぱさ、激安のチキンとかって確実に成長剤みたいなヤバイ薬使われて大量生産されてて、その成長剤満点のチキンを何年も食い続けた結果、こう、鳥の羽毛のある部分(ムネと腕)と同じ箇所の毛だけが成長したと思うんだよね。」

と、腕でバサバサと鳥の羽ばたく動作を真似ながら話していました。

 

 

この話は彼が思う根拠のない毛深くなった理由であり、本当に激安チキンが彼の体に影響を与えたのかは定かではありません

が、

「危うく鳥になりかけたわ」という彼の言葉を聞いて以降、中国系のスーパーに限らず過剰に安い食品は疑うようになりました。

確かに食品は直接自分の体を作るものであり、27歳目前にしてようやく少しずつそういったことを意識し始めた方が良い時期なのかなと最近思っています。

 

とはいえ、人間は時として体に悪いと分かっていてもファーストフードの安いハンバーガーやポテトを食べたりする生き物です。

私は食事に関してはそこまで「コレは体に悪いからダメ、アレは毎日摂取しないといけない!」みたいな極端な制限をするつもりはないので、今までの生活に少しずつ意識して良いものをプラスしていく、または悪そうなものを減らしていくというスタンスで最近は生活しています。

それでも今までより少しは健康的な生活になれるんじゃないかと思うので、無理のないスタンスでやっていきたいと思います。

 

 

 

 

 

そういえば、半年に一度のファッションウィークの際に毎シーズン、仕事で日本からうちに泊まりに来る男がいるのですが、その男も決まって「ジェネラルチキン*食いに行こ」と私を誘い、かなりの頻度で安い中国料理屋にご飯を食べに行っていました。

彼の拠点がもし日本ではなくてニューヨークだったら、今頃彼も鳥になりかけていたかもしれません。

 

 

*ジェネラルチキン : アメリカの安い中国料理屋に必ずある、甘辛なソースで和えた鳥の唐揚げみたいな定番のチキン料理。それにゴマがかかったものをセサミチキンと呼んだりもする。たまに食べるとぶっちゃけすごく旨い。ジャンクフード。

 
豚たちの沈黙

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