2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

ブルックリンでオンラインブティックNo.648を運営しています。


ゲストエディター

12年の歴史に幕、長野県松本市のセレクトショップRoneへ「ありがとう」

12年の歴史に幕、長野県松本市のセレクトショップRoneへ「ありがとう」

ロン毛と坊主とニューヨーク セレクトショップRone

 

 

 

あれは私が高校1年か2年の頃、

高校ではテニスに没頭していた私ですが

それと同じく好きだったものがファッション、服でした。

 

長野県松本市の公立高校は全国的にはちょっと珍しく私服高校が多く

私の母校も制服がなかったので私も自然と服に興味を持ち始めました。

私の在籍していたテニス部同期に一人服にすごく詳しくお洒落なイケメンがいて、

そして仲良くしていた一つ上の代の先輩たちの中には

東京に行く度にスナップを撮られて雑誌に載っているような玉木宏似のスーパーイケメンな先輩もいたため

私が服を好きになったのは身近にいた彼らの影響も大きいかもしれません。

 


当時はChoke Chokiというメンズ誌で

読者モデルの奈良裕也氏、馬場一馬氏、内田総一郎氏などなど

いわゆるサロン系全盛期の時期でありました。

彼らが雑誌の中で着ているブランドや服がモバオク、ヤフオクで定価の10枚程度で取引され

Choki Chokiファンはみんな「奈良着!」「馬場着!」と騒いでいたのを覚えています。


そんな時、

松本市にある一軒の小さなセレクトショップに出会いました。

それがRone (ロネ)というお店。

松本には今までなかったような、それこそ当時私たちがハマって追い求めていたような

Nozomi Ishiguro、Yaponskii、Takashi Kondo、Itazura、N44、Jeremy Scottなどなどを取り扱い、

高校生の私に高価でほとんど買えませんでしたが、宝箱のようなお店でした。

(今の私を知っている人はなかなか想像できないかもしれませんが、当時は私もジェレミーなんかを着ていました、懐かしいですね。)



そして私はある日、衝撃的な服に出会います。

この話は今まで幾度となくフォトグラファーとしてインタビューされた記事などにも話しているので

私のことを以前からフォローして下さってくれている人はご存知かもしれませんが、

Roneで出会ったBLESSというブランドのある服が私の人生を変えました。


いくつものパーツから成り立つその服は定価10万円以上で

当時の私はまず服に対して見たこともない金額に圧倒されながら

服のギミック、デザインに驚き、

そこから服にもっと興味が湧くようになり服が大好きになりました。

もっとも、その服はやはり高すぎて手は出なかったのですが。



それからというもの、

1万円の服を買うにあたっては6000円だと偽って残りの4000円を自分の月々の小遣いから捻出し、

親に服の金額をちょろまかしてセールになったら1着買うというような感じで

Roneには高校時代にお世話になった思い出があります。



その後私は東京へ出て、その2年後には渡米してしまったので

最近Roneには全然顔を出していなかったのですが

2015年11月1日、約12年のお店の歴史に幕を閉じたということをSNSで知りました。



閉店にあたっての理由などは私にはわかりませんが、

松本のファッション史がまた一つ少なからず変わる気がします。

Roneは松本のファッションシーンにおいて、そういう存在でした。



そんなお店が街から姿を消すという事実と

私の人生を大きく変えてくれたお店がなくなってしまったというのは

個人的にはとても寂しい思いですが

私が高校の頃お世話になっていた時から今まで働いていらっしゃったNさんを始め、

時代を築いてきたスタッフの皆さま、

今までお疲れ様でした。



Roneとの出会いで今の私があります。

ありがとうございました。

スタッフの皆様のご多幸をお祈りいたしております。




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