2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

ブルックリンでオンラインブティックNo.648を運営しています。


ゲストエディター

坊主のニューヨーク人生を変えた3人のサトルさん

坊主のニューヨーク人生を変えた3人のサトルさん

坊主のニューヨーク人生を変えた3人のサトルさん

 

 

 

これはウソのような本当のハナシですが…

 

私がニューヨークにきて、7年程経ちます。

紆余曲折ありましたが、私の人生に置いて、大きな変化が3度ありました。

そして、その影には

3人のサトルさんがそれぞれ居りました。

 

まず、ニューヨーク1年目、ファッションのフの字も知らない、

というか、この街自体、右も左も分からない状態で始めた最初のインターンシップで

海外就職の第一歩! ニューヨークでインターンする際の注意点」参照

 

ダウンタウンのセレクトショップを調べてこいという課題がでました。

イーストビレッジをテクテク、ロウアーイーストサイドをテクテク、

そこで見つけたのが、小さなセレクトショップ。

中に入ると、日本人の方がおり、色々ハナシを聞いているうちに

「ウチの店でインターンシップやってみる?」と誘われました。

その方はショップのディレクターで、それからというものスタイリングのインターンや、

バイヤーのインターン等、様々な経験をさせてもらいました。

そして、そのお店の実質のオーナーだったのが、一人目のサトルさん。

私は当初、もう一人のディレクターの方につきっきりで週7日お手伝いをさせてもらっていたのですが、

10ヶ月後ストレスによってダウン、というかドクターストップが掛かり、インターンシップ強制終了。

そのディレクターの方も日本に帰ってしまい、一人目のサトルさんとも疎遠になっていましたが、

ある日、潔癖症のアメリカ人のルームメイトからアパートを追い出されることになり、

途方にくれていて、ふとサトルさんに連絡してみると、

「自分の店の裏に住めば?シャワーもトイレもあるし、家賃は$◯◯でいいよ」

と、破格の値段を提示してくれました。

ここからイーストビレッジの夢のような一人暮らしが始まりました。

友人を家に招待する時に、店のシャッターを開けて中に入っていくので小気味いいサプライズになりましたし、

私が学校が休みの日は、お店で引き続き自分のペースでお手伝いさせてくれました。

ここで、私はファッション業界のイロハと接客を学んだだけでなく、

飲みにも連れていってくれ、礼儀等の人生のイロハも教えていただきました。

因みに、高いウイスキーバーに連れていってもらってチェイサー代わりにビールを飲んでいたのはこの頃です。

アル中に近かった坊主が、ほとんどお酒を飲まなくなった結果」参照

 

この方がいなかったら、私はストリートスナップを始めていませんでしたので、

もし一人目のサトルさんと会っていなかったら、私は今此処にはいないということになります。

 

そして、自分でストリートスナップを始めた当初、チェルシーエリアをテクテクと歩いていると、

全身黒づくめで、凄いオーラを放っている人が前から歩いてきました。

緊張しながら、つたない英語で喋りかけると、私の発音から察したのか

「日本人ですか?」と日本語で尋ねられました。

この方が2人目のサトルさんです。

もの静かで、読書家で博識で、そしてハイファッションへの造詣が深い。

 そして、時たま飛び出すキレキレのパンチラインは他人を感心させ爆笑をとりました。

 

この方から私は、ハイファッションとは何たるかを学び、

学生の私に、沢山の生きる上での知識や哲学を、大学のどの教授よりも教えてくれました。

沢山ご馳走になり、私の相談を聞いてくれ、そして最後はいつも泥酔した私を介抱してくれました。

読書家のサトルさんの薦めから、私も貪るように本を読み始め、私の人格形成に大きな影響を与えました。

 

この方がいなかったら、ハイファッションの世界を見ることが出来なかったでしょうし、

今ニューヨークや日本に居る大切な友人とも出会うことが出来なかったでしょう。

 

2人目のサトルさんがニューヨークを去った際に頂いたハットがあるんですが、

2年前に強盗にあった際に、何処かに飛んでいってしまいました。

油断は禁物!ブッシュウィックの治安と実際に襲われてボコボコにされたハナシ」参照

しかし、翌日奇跡的に見つかりました。

これからも大事にしていこうと思っています。

 

そして、2人目のサトルさんも同じ場に居た、とあるホームパーティで出会った

筋肉キレキレ、タンクトップが似合う爽やかなお方が

3人目のサトルさんです。

この方は私が現在マネージャーをしているお店の元マネージャーなのですが、

この方が他のマネージャーに強力に私のことをプッシュしてくれたお陰で、

私は今のお店で働くことができました。

それからは二人三脚、おぼつかない私に手取り足取り、

接客の極意やマネージメントについて根気よく教えてくださいました。

苦しくなった時も、ミスを連発してしまった時も、爽やかな笑顔と筋肉で励ましてくれました。

お陰で、私の売り上げも安定し、職場にも慣れ

アメリカで働くということはどういうことか、ということを身を以て体験、勉強することが出来ました。

そして、極め付けは、

彼がお店を去る時に、自身のマネージャーの地位を私に託してくれました。

 

ロン毛が以前に書いた

始まりはテニスの王子様 : スティーブジョブズの名言「点と線」」のハナシじゃないですが

まさに、数珠繋がり。

この3人のサトルさんと出会っていなかったら、今の私は此処にはいません。

 

まだまだ若輩者で、この3人の足元にも及びませんし、

私自身この3方に何もお返しができていない状況ですが、

精進して、なんらかの形で恩返しができたらいいな、と思っています。

 

そして、私自身も、3人が私にしてくれたように、私の後輩が人生を変えるような

良いお手本になれるように努力していきたいと思います。

 

ブログで書くより、直接伝えろよ、と思うかもしれませんが、

サトルさん、サトルさん、そしてサトルさん、心より感謝しています。

そしてこれからも、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 



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