2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

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実験例から脳を科学!有効なイメージトレーニングの方法とその効果

実験例から脳を科学!有効なイメージトレーニングの方法とその効果

ネガティブ思考のあなたへ。脳の秘密とイメトレの効果を理解して目標を達成しよう!

 

 

 

以前にチョロっと「[Q&A] 坊主が今のスペックで20歳に戻ったら歩みたい男の道」で書きましたが

最近読んでいる、心理学というか脳の本で興味深いことが書かれていました。

思考と体の関係性、思考が肉体や行動にどう影響を与えるかということなのですが、

簡単にいうと

ポジティブなことを想像している人は、体が無意識のうちに目標に向かって動きだし、結果目標が早く達成され幸福度も上がる。

その逆もしかり、

ネガティブなことを考えている人は、体が勝手にネガティブな行動(体や顔がギクシャクするなど)を起こすようになり、結果更に悪い結果になる。ネガティブな思考のせいで体が「私はネガティブな方向に行きたいんだ」と勘違いする

というものです。

 

複雑な思考ができるということが、現代人の強みでもあるのですが、諸刃の剣でもあるようです。

そしてもう一つ。

練習や努力をして実際に経験することが、目標に到達することの近道ですが

脳は匂いや音まで鮮やかに想像された疑似体験のイメージと、

実際に体験した経験の区別がつかないというのです。

 

ということは、ボクサーが相手を鮮明にイメージしたシャドウボクシングやメンタルトレーニングを何百回をするのは理にかなっていて、

相手と実際に試合をするまでに何百回と頭の中で試合をして、

そして何百回と勝つことができているということです。

実際には本番の当日一回なのですが、脳にしてみれば501回目の試合をするだけということです。

実際の戦力に近ければ近いほど、相手がリアルであればあるほど、想像が実際の経験と近くなるので

相手のボクサーをビデオで研究して、スピードやテクニック、

相手の表情まで全て記憶して、できるだけリアルなイメージ像を作ることが効果的ですね。

 

このイメージトレーニングの効果について紹介されていた実験があります。

ランダムの人達をA、B、Cの3つのグループに分けて、

一人づつバスケットボールのフリースローを10回行いました。

 

その後に、グループAは実際に一日20分間の練習をさせ、

グループBは何もせず、

グループCは一日20分間できるだけ鮮明に自分がフリースローが入る瞬間のイメージトレーニングをさせました。

体は全く動かさず、しかし頭の中では、手の動きや角度まで、できるだけリアルに想像させました。

 

20日後のまた同じフリースローの実験をした結果は

実際に練習したグループAの上達度は24%

何もしなかったグループBの上達度はもちろん0%

イメージトレーニングだけ行ったグループCの上達度は…23%でした。

 

この結果は私にとって衝撃的でした。

思い出したのは、以前読んだ漫画グラップラー刃牙の中で出てきた、

当時16歳の主人公、刃牙が中国4000年の歴史を背負う中国拳法の使い手、烈海王と戦う時のハナシ。

試合会場に現れた刃牙の体はボロボロ、血まで出ている有様

そして、試合が始まる前にドヤ顏で放った言葉

「あんたは凄く強かった。しかし勝ったのは俺だ。」

そこから、刃牙が行っているイメージトレーニング

(ダメージまで感じる脅威の想像力と再現力)のハナシと

そこで出てくる実例の一つ

「火鉢の棒が熱いと知った赤ん坊に、熱くない火鉢棒を引っ付けると、リアルに熱がり、極端な例では火傷までしてしまう」

ということが描かれていました。

 

もし複雑と思える脳が、こんな勘違いをしてしまうのであれば、

冒頭のトピック、ポジティブ脳とネガティブ脳の説明もつくのではないでしょうか?

 

成功に向かっての想像を一日何回もすることは、イメージトレーニングとなり、程度の差はあれど、

脳が本当に成功していると錯覚して、体にも成功の経験が染み付いてくる。

来る本番も、脳と体にとっては101回目のことですから、

要領もわかっている、既に体に記憶されている感覚ですね。

 

そして、ネガティブなことを想像するということは、脳が本当に体験したと勘違いしてしまうので

実際に嫌なことがあったことと比べても、体が受けるストレスがほぼ同じということになります。

ということは、ネガティブ脳の人は実際より何倍も苦痛を味わっていることになります。

そして、体にネガティブな行動が染み付き、成功のイメージトレーニングもしていない

よって、本番でのパフォーマンスも落ちるということにならないでしょうか?

 

巷でよく聞くポジティブな思考法など、なんとなく良いのであろうな〜という認識でしたが、

実験例等、詳しく読み解いていくと、この思考法は理にかなっているぞ、と感じました。

 

もともとストレスゼロに近く、心配ごとといったら、

いつも土曜日に公園で野菜のフリマをやっているアミーゴ達が、

「もう寒いから、今週でフリマ終わり。来年の春にまた会おうね!チャオ!」

と言われて、今週から野菜をどう調達しよう…くらいの私ですが、

この本を読んで、ネガティブ思考もほぼゼロになりました。

これからの課題は、どこまで想像力を使ってパフォーマンスを上げることができるかです。

 

最近心配ごとが増えた方は、以前書いた「[統計学]心配ごとの85%は実際には起こらない」もご覧下さい。

意外と人生、嫌なことはそうそう起きないようです。

嫌なことにしてしまっているのは自分の一時の感情のせいかもしれませんね。



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