2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

ブルックリンでオンラインブティックNo.648を運営しています。


ゲストエディター

[Q&A] 英会話が苦手な人へ、英会話の重要な心構えと上達プロセス

[Q&A] 英会話が苦手な人へ、英会話の重要な心構えと上達プロセス

ロン毛と坊主とニューヨーク 英会話 英語

 

 

 

「こんにちは!いつもブログを楽しく拝見しています!

お二人の英会話の勉強法についてご質問させて下さい。日本の学校で学ぶ英語と実際の英会話とはかなり実用性に差があると常に感じていたのですが、お二人はどうやって英会話を習得されましたか?

できれば、日本にいながら独学で出来るようなアドバイスを頂ければ幸いです。

宜しくお願いします。」

今週のQ&Aは「英会話」についてです。

日本にも観光客として、そして移住者としての外国人が増え、

オリンピックに向けて国を挙げて「グローバル化」が叫ばれる昨今ですが

おそらく、未だに日本にいる人の多くが英会話に苦手意識を持っていたり、

もしくは「英語は出来ない」と割り切り英語恐怖症に陥っているのが現状なのではないかと思います。

 

 

質問者さんの言う通り、

学校で習う英語と実際に日常での英会話というのは差があります。

 

日本で中学、高校、人によっては大学でも英語を学んでいるということは

多くの人は6年、または10年程度は英語を勉強しているのにもかかわらず

それでも英語に苦手意識があったり英語が話せない、

これは世界ではなかなか珍しいことだとも言われています。

 

それでは何故、多くの人が英語を話せないのかというと

答えはいたってシンプル。

「インプット重視の教育を受けてきて、アウトプットする機会や場所がないから」に他なりません。

言い換えると、日本人は英語の文法や単語、リーディングに関しては基礎が頭に入っている人が多いけれど

実践で身につくスピーキング(リスニングもどちらかというとこちらに分類されますね)に関してはなかなか不得意な人が多いということです。

 

今回は英語、英会話についてアメリカ在住7年のロン毛からのアドバイスをまとめてみます。

ちなみに私は渡米当初、多くの日本人の例に漏れず、英語は苦手、会話もままならないような状態でした。

そこからの7年間での実体験を通し感じたことなので

英会話に力を入れようとしている多くの方の参考になれば幸いです。

 

 

目次

  1. 日本で英会話力をアップする一般的な方法
  2. 英会話を学ぶ上での最も重要な心構え
  3. 慣れたら早い、今までの英語教育が活きてくる時
  4. 不自由なく会話出来るようになってから本当に勉強が必要なワケ

 

 

〜1、日本で英会話力をアップする一般的な方法〜

 

では質問者さんのように日本で独学で英会話を学ぼうとしている人に、

英会話力をアップするためのアドバイスをするとして、

例えば誰もが思いつく方法といえば「外国人と友達になる。」ということでしょうか。

確かに東京などの都会のバーなんかには外国人がたくさんいて、

その気になればいくらでも外国人の友達を作ることができるかもしれません。

しかし、私の出身地のような田舎に住んでいると、

なかなかそういった機会にはあまり恵まれていないのが現状でもありますが

外国人の友達を作るのは誰の目から見ても確かにものすごくいい方法で、

できるのならばそれをするのが一番の英会話力を伸ばす近道だと思います。

 

 

それができない環境の人へのアドバイスとしては

例えば今ならばインターネットも普及し全世界と繋がれるのだから

言語を学びたい人たちが集うサービスなどを利用して

日本語を学びたい英語圏の外国人と言語を教えあうようなこともできますね。

 

 

または実際にスピーキングをする相手がいなくともできる効果的な学習方法として

日本語でセリフを覚えているくらい内容が頭の中に入ってる映画(洋画)を

今度は言語設定を英語、字幕設定も英語で見てみるというのも効果的で、

さらに言うとその中のセリフを口に出して真似してみるというのはものすごく効果があると思います。

実際に今まで3年間ほど一緒に住んでいた元ルームメイトのセミロン毛の男は

「どんだけ英語好きやねん!」と思うほどにそれこそ必死に勉強しており、

壁越しに隣の部屋から一人で英語をブツブツ話している声が毎日聞こえてきていました。

それにより(他にももっとたくさんの努力はありますが)彼は3年間のニューヨーク生活では

通常考えられないほどに英語力、会話力ともに伸びました。

 

 

〜2、英会話を学ぶ上での最も重要な心構え〜

 

上では一般的なことを書いてきましたが、

実際にアメリカに来た当初は英語、英会話が出来なかった私の実感としては

勉強することよりももっと大切な心構えがあると思っています。

このことに関しては、いつか英語に関する記事を書くことがあればネタにしようと思っていたものなのですが

「言語は学術である前にただのコミュニケーションツールである」

ということを頭に入れておくと

英会話でも他の言語でも会話をするのに気負わなくて済むようになると思います。

 

日本人は国民性からか完璧主義な人が多く、

人前で失敗をすることや恥を掻くことを嫌う傾向にあると思うのですが

こと英会話に関して言うならば、

一度ニューヨークに来てみてください!と言いたいです。

ニューヨークではアメリカ人以外の多くの人が完璧な英語を使って喋っていなく、それに加えて訛りは強烈で、何なら英語ではなく自分の国の言語で平気でしゃべりかけてきます(中国レストランとか特に)。

でもそれでみんな生活できているんです、英語圏であるアメリカで、不自由なく。

 

それは英語をただのコミュニケーションツールだと認識した上で会話しているからだと思います。

要は外国人が片言で文法が間違った日本語で「アシタ、アナタ、ドコイキマシタカ?」なんて聞かれたとして、

その人が大体どんなことを聞きたいか理解できない日本人はまずいないでしょう。

 

コミュニケーションというのはキャッチボールと同じで、発信する側と受け取る側がいます。

そうなると発信する側がストライクゾーンを外したとしても、受け取る側が問題なくキャッチできればキャッチボールは成立するのです。

なので会話の受け取り側である相手を信用し、

自分の持っている英語のスキルを間違えながらでも自信を持って話していくことで

「会話をする」ということにだんだんと慣れてきます。

 

まずは「文法的にこうだから。。。」と頭の中でいろいろ考える前に、

「言いたいことが伝われば間違った文法でもOK!」という風に開き直り、

相手からの受け答えに恐怖心なく口を開くことができるようになれれば

英会話における最初のステップはクリアだと思います。

 

 

〜3、慣れたら早い、今までの英語教育が活きてくる時〜

 

会話をすることに慣れることで

英会話において文法のミスなどを気にせずに話せるようになれば

もう英語恐怖症からは抜け出せたということになります。

 

そうして会話に慣れた頃には、だんだんと会話する際にも余裕を持てるようになるということで、

余裕を持てるようになると、頭の中で考えながらより素早く文章を組み立てていくことが出来るようになります。

そうなると、今までインプット重視の教育で培ってきた文法や単語の知識を頭の中で駆使しながら

より一層、自分の言いたいことを英語本来のルールに載せて相手に伝えられるようになってきます。

ここまで来ると、「コミュニケーションツールとしての英会話」に関してはかなり高いレベルで実践できるようになっているはずなので

あとは英語を日本語で考えずに英語を英語として捉えられるようになれば

その頃には英会話では何不自由なく生活出来るレベルになっていると思います。

 

 

英会話の上達具合は変則的なもので、

上達を実感したらまたある程度の期間は停滞期に入りますが、

続けていると、またある時に急に上達を感じる時が来るので

それの繰り返しで上達していきます。

一定期間成長を感じられなくとも焦らずに。

 

 

英会話の上達を感じ方は人それぞれですが、

例えばある日、寝ている間に英語で夢を見るようになります。

私は渡米してから10ヶ月ほど経ってから初めて英語で夢を見て、

朝起きた時には感動し、英語も上達したのかな?と思ったのを覚えています。

 

他で上達したと気付いた点は

頭で日本語を英語に翻訳する作業せずに、英語を英語として考えて話すようになっていた時です。

その頃には何か日本語で質問されたことに対してに否定して応える際、

日本語で質問されているにも関わらず脳は英語脳になっているので

「今夜あのパーティ行かないでしょ?」と聞かれて否定する際には

ううん、行かない。 」と応えて二重否定をしているかのような妙な返答になり、

日本人同士なのに相手を混乱させてしまうことが起こったりします。

「No」の応答には日本語であっても「ううん」と自然と答えるようになってしまったことで

脳が普段から英語脳になっていることを実感し、

また1ステップ英語が上達したかな、と思えた記憶があります。

これに関しては日本人同士だと勘違いが起こる可能性があるのでちょっと厄介な癖でもありますが

そんなことよりも自分の上達具合がわかるとやっぱり嬉しいもんです。

 

 

 

〜4、不自由なく会話出来るようになってから本当に勉強が必要なワケ〜

さて、私はニューヨークに7年ほど住んでいて

今ではもちろん生活に不自由することなく

外国人の彼女とも英語で毎日会話して生活していますが、

恥ずかしながら正直なことを言うと、

いうほどに英語力はありません。

もちろん不自由なく生活できるほどに英会話力はあります。

ただ、英語力は7年住んでいると誇れるほどのものではないと思っています。

 

というのも、

一度不自由なく生活できるほどの英語力を身につけると、

良くも悪くもほとんど全ての自分の言いたいことを自分の持ち合わせている文法や単語の耳を使って伝える術が身につきます。

そうなると、新しい文法や新しい単語を覚えなくとも

同じ内容のことを他の自分の持ち合わせの知識で言い換えて伝えることに慣れてしまうのです。

その後はご想像の通り、

よっぽど強い意志を持って「ネイティブ並みの英語力をつけるためにこれからも英語の勉強を続けるぞ!」という鉄の意志を持って勉強しない限り、

それ以上の英語力の伸びはあまり期待出来ません。

 

これは勉強嫌いの私が実感していることで、

お恥ずかしいことですが、

もはやアメリカ暦3年程度の英語オタク、元ルームメイトのセミロン毛の方が

私よりも多くの単語やイディオムを知っているような気がします。

 

不便なく会話ができるようになってからどれだけ勉強するか、

それによってどれだけ英語をネイティブ並みに操れるようになるかが変わってくるのです。

 

正直なところ私は現在の英語力で問題なく生活ができているので

今すぐに改めて英語に力を入れて勉強するということはしないと思います。

 

なのでここまでくると、後は自分がどれだけ英語を習得したいか、

その目標のレベルによって自分の会話力の到達する場所が変わってきます。

元ルームメイトのセミロン毛はどの程度を目指して英語に取り組んでいるのでしょうね。

 

 

 

 

さて、ちょっと普段よりも長い記事になりましたがいかがでしたでしょうか?

いろいろ書きましたが、

私の実体験からとにかく言いたいのは

失敗を恐れず、「とりあえず相手に伝わればいいんだ」程度の軽い気持ちで気楽に会話に慣れていくことが大切

ということです。

 

英語だ、他言語だと妙に気負ってしまっても

言語は通常で使う分には結局はただのコミュニケーションツールに過ぎません。

相手に伝わり、相手を理解できれば

そこに気付けるか気付けないかで、スタートを切る際の気持ちの重みも変わると思いますので

どうか気楽に、まずは始めてみてください。

 

みなさんの参考になれば幸いです。

 

ーーーーーーーーーー

 

もし何かロン毛と坊主に質問がある方や

記事にしてほしいことなどありましたら

どこかのブログ記事にコメントを残していただいたり、

TwitterFacebookなどのSNS、またはメールにてご連絡いただけましたら

内容によってはできる限り記事として書かせていただこうと思います。

(ロン毛と坊主の完全主観の個人的見解での回答になることをご了承いただける方は)

いつでもお気軽にご連絡ください。

ロン毛坊主共々、質問をもらえることを大変嬉しく思っています。

[Q&A]日本の英語教育に疑問?リアルな英会話習得のメカニズム

[Q&A]日本の英語教育に疑問?リアルな英会話習得のメカニズム

[断捨離] 断てなかったもの:酒

[断捨離] 断てなかったもの:酒