2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

ブルックリンでゲストハウス、またオンラインブティックNo.648を運営しています。


ゲストエディター

旅行じゃ分からないNYの裏の顔!大好きな街ニューヨークの大嫌いな7つのこと。

旅行じゃ分からないNYの裏の顔!大好きな街ニューヨークの大嫌いな7つのこと。

ロン毛と坊主とニューヨーク

 

 

 

昨今では日本の雑誌やテレビなど

多くのメディアでニューヨークが取り上げられていますが、

実際に長くその地に住んでみるとその街をもっと好きになる反面

大嫌いなポイントも多く見えてくるもんです。

 

1週間程度の旅行ではあまり気にならないかもしれませんが

年単位で長期間住んでみると大好きな街ニューヨークにも

だんだん大嫌いなことが見えてきます。

 

 

ニューヨークは雑誌に載っているような夢物語だらけの街ではない!と言う現実を、

7年ほどこの地で暮らしているロン毛視点でお届けします。

 

 

1、電車が来ない、止まる、行き先を変える!!

NYに住んで一番ストレスなのは地下鉄で移動することではないでしょうか?

これは短期間の旅行でも経験したことがある方も多いと思いますが、

ニューヨークの地下鉄は本当に頻繁に止まります。

車内に10分、20分閉じ込められるのは当たり前、

長い時には30分から1時間ほど動かない時も珍しくありません。

止まるだけならばまだしも、様々な理由により行き先を変えることも日常茶飯事です。

そんな時はゴニョゴニョ何を言っているのかわからないようなアナウンスに耳を傾け

自分の乗っている電車は本来のルートで目的地に行くのかどうか聞き取らなければいけません。

が、車中のアナウンスは本当に何言っているのかわからないことがほとんどなので、

長年の経験からの推測や勘なんかを頼りに、目的地までの他ルートを詮索します。

週末になればほとんどの電車が工事や様々な理由でスケジュールが変更になっているのが通例。

週末は家を出る前にMTAのホームページで運行スケジュールを確認しなければなりません。

 

本来30分で到着する目的地も1時間半かかることが普通にあるMTAですが、

サービスは一向に向上しないままに毎年電車運賃は右肩上がりに上昇する一方です。

坊主が書いていた記事、「[断捨離]離れていったもの:電車で通勤すること」にもある通り、

私もCity Bikeのエリアが自分の近所まで拡大した暁には、地下鉄での移動をやめようと思っています。

電車に乗るだけでこんなにストレスなのは、本当にニューヨークの大嫌いな点の一つです。

 

 

2、街が汚い!騒がしい!臭い!

日本が綺麗な街なのは、

おそらく日本人は国民性として他の国の人と比べると基本的には綺麗好きで

周りに迷惑をかけないようにするスキルを自然と身に付けている部分が大きいのかなと思います。

それに比べてニューヨークは、他人のことはお構いなしな人が圧倒的に多いです。

それ故、街はゴミだらけ、そして騒がしいのは当たり前。

巨大なネズミやゴキブリもこの街に入れば見慣れたもんです。

 

電車の中でも、真夜中でも、人々はお構いなしに騒ぎ散らします。

日本ほどにマナー、マナーと言ってガチガチになることは求めませんが、

もう少し周りの人のことも考えてほしいと思ってしまうのは

私が日本育ちで日本の国民性を持ち合わせているからでしょうか?

 

そして街を歩いているとたまに得体の知れない異臭を感じる瞬間がありますが、

それが本当に気分を害してくれます。

 

もう少し人々がマナーに気を使って生きてくれたらなぁと日本人の私は思ってしまいます。

 

 

3、物価が高い!

これはニューヨークという都市では仕方のないことでありますが、

この街では全てのものが高額です。

特に食べ物に関しては高い!高すぎる!

日本のコンビニが本当に恋しいですが、500円で食べれるまともなモノなんて

こちらではほとんどの存在しません。

あぁ、100円のおにぎりや惣菜パン、どこにでもある牛丼屋が恋しい。。。

こちらではレストランに行けばお酒を飲まなくとも一人$25〜30程度(日本円にして3000円から3500円程度)は当たり前、むしろ安いようなもんです。

それでお酒なんて飲もうもんなら一回の外食で一人当たり$40〜50は普通です。

私はお酒を飲めないので本当に良かったなぁと思っています。

 

 

4、家賃が激高い!

これは3にも共通することですが、

物価の中でもこの街の家賃は阿呆ほどに高いです。

例えば東京で10万円出せば、

もちろん一人暮らし、そして割と綺麗で都心に近いところに住めるのではないでしょうか?

こちらで同額の金額を出したとして、

住めるところはマンハッタンの中心から30分、40分、

ボロアパートにルームメイト付きです。

この街で一人暮らしをするなら、選択肢としては

一つは都心から離れ、ブルックリンの奥地やクイーンズの奥地、JFK空港付近に暮らすことです。

そうすれば10万円くらい出せばボロい1ルームには住めるかもしれません。

もう一つの方法は、都心から距離30分、40分の辺りで15万円ほど出してようやく狭くてボロい1ルームに住めるかなといった感じです。

 

マンハッタンのダウンタウンで一人暮らしをしようもんなら最低でも20万〜25万円以上が相場で

それ故にみんなどうにか家賃の出費を減らそうとルームシェアで安いところに転がり込みます。

この街では住み続けるだけでも多大なお金がかかるのです。

 

 

5、家に洗濯機がない

ニューヨークは基本的に土地が狭いのでアパート自体も狭く、

それ故に洗濯機が家にあることは珍しいです。

新しいマンションや大きな建物内に共同の洗濯機があったり

各部屋に洗濯機が付いていたりするようですが、

通常は毎回近所のコインランドリーに洗濯をしに行かなければなりません。

近所にはランドリーがあるとはいえ、場合によっては家からちょっと歩かなければならず

それを長い間続けるのはなかなか面倒になってきます。

洗濯には40分程度、そして乾燥にも40分〜50分程度、

そうすると休みの日の2時間ほどは洗濯に費やさなけらばならなくなります。

家にあればいつでも好きな時に洗濯ができるのに時間が勿体無い。。。

24時間やっているランドリーが近くにある物件に住んでいる人は本当にラッキーで、

ランドリーの距離と営業時間は引っ越しで物件を決める際の決め手にもなり得るくらいのウェイトを占めていると思います。

 

 

6、夏は猛暑、冬は極寒!

この街は真夏の暑い日には40度を超える日もあり、

そんな日には外に出るのは本当に大変です。

日陰から日陰へ、アイスコーヒーを求めてカフェからカフェへと休憩しながらでないと移動もできません。

そして真夏の地下鉄駅構内は本当に地獄で、どこもかしこもサウナ状態、本当に酷いもんです。

そんな時に最初に書いたように電車が遅延し何十分も電車が来ない状態になれば本当に最悪です。

 

そして夏とは正反対に冬になればマイナス20度程度まで下がるような極寒の街でもあります。

海や川に囲まれた都会特有のビル風が容赦なく通行人を襲います。

長野県出身の私ですが、

長野の寒さとはまた種類が違うというか

こちらの寒さは風があるからか長野のそれよりももっと痛い寒さなような気がします。

外にいればホットコーヒーが2分でアイスコーヒーになるようなそんな寒さ。

この街は季節が極端すぎます。

 

 

7、別れが多い

この街は世界中から人が集まりは去っていく、

人の入れ替わりがものすごく早く激しい街です。

せっかく新しく知り合って仲良くなった人でも

来年には自分の国に帰る予定だったり

急遽仕事の都合で来月には他の都市に引っ越したり、

ということはとても多いです。

長年この地に住めば住むほど、必然的に新しい出会いと別れを同じ数だけ経験することになります。

 

先日もニューヨークで一番古い友人が日本に帰国したのですが

ある程度長い間こちらにいると気付くと古い友人のほとんどがニューヨークから離れ、

そして親しい人がこの地を去るその度に、

「自分はいつまでこの街にいるんだろうか」と、ふと考えてしまったりもします。

別れは何度経験しても寂しいものです。

 

 

 

これらのことはきっと短期間の旅行や短期留学ではあまりピンと来ないことも多いかと思いますが、

ある程度の長い期間こちらに住んでいる方にはほぼ全員に賛同していただけることなのではないでしょうか?

 

 

しかしここに書いたことを差し引いても

やっぱりこの街は世界中から人を惹きつける魅力的でエネルギッシュな街であり

憧れの街であることは間違いないと思います。

ただしこれから本気でニューヨークに長期間滞在したいと持っている方、する予定の方は

こういった現実も受け入れる覚悟して来られるといいかもしれませんね。

 

住んでみれば不便なことが山のようにあり、それだけ苦難も多いですが

やっぱり自分次第でそれ以上の経験やチャンスを引き寄せられる街、

それが本当のニューヨークという街の素顔ではないでしょうか。

 

共感できることが多数と好評の

海外在住者が感じる一時帰国あるあるのポストも合わせてどうぞ。

→ 海外在住者には分かるハズ!日本帰国時に感じる一時帰国あるある20選

 

ファッション業界にいる私が、靴と服を大量に断捨離した際の方法と判断基準 

ファッション業界にいる私が、靴と服を大量に断捨離した際の方法と判断基準 

[断捨離]離れていったもの:電車で通勤すること

[断捨離]離れていったもの:電車で通勤すること