2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

ブルックリンでゲストハウス、またオンラインブティックNo.648を運営しています。

実録!ファッションの名門校、FITの4年間で坊主が学んだこと[留学]

実録!ファッションの名門校、FITの4年間で坊主が学んだこと[留学]

[留学]ファッション工科大学4年間で坊主が学んだこと

 

 

 

ファッション工科大学でFMM「ファッションマーチャンダイジングマネージメント」

という響きのいい専攻を4年間勉強し、卒業しましたが

 

結論から申し上げると

学んだことは殆どないです。

強いて言えば

「学校で勉強することは、社会に出てからはクソほどにも役に立たない」

ということを学びました。

語弊がないように、申し上げますが、

ビジネス系を専攻した場合のおハナシです。

 

ファッションの大学として有名なファッション工科大学「FIT」ですが

デザインを専攻している生徒と、ビジネスを専攻している生徒では

学生として雲泥の差があります。

デザイン系の人達の課題の多さは圧巻ですし

課題締め切り間近になると、皆学校に泊まり込みでゾンビのようになります。


一方、ビジネス系は教科書を読んでれば、テストで良い点数が取れますし

ファッションビジネスを銘打っているので、経済や経営のことは

「ファッション」が邪魔して、そんなに深いことまで勉強しないのです。

そして、使う教科書が製作に2−3年かかっているので、載っている情報が古いんです。


実践型の教授は業界紙「WWD」を使って、授業していましたね。

あれは良い講義でした。


なので、デザイン系の学生はビジネス系の学生を鼻で笑っています。


私も正直、なんでファッションビジネスなんか4年間も専攻したんだろうと思っています。

今思えば、2年生を終了した時点で、専攻を変えることができるので

ファッションデザインを勉強していればよかったと思います。

おかげで、洋服のディテールのことなんか全くわかりません。


しかし、私がビジネス系を専攻してよかったことは

授業や課題は簡単だから、空いた時間でインターンシップが出来たということです。

一年生の初学期から卒業するまで、小さな洋服屋から大企業まで

ザっと数えて9つほどの会社でインターンしました。


インターン場所によって出会う人達も違いますし、

リアルな現場の中に身をおくことができます。

出会った人達にパーティなどの社交場に連れていってもらって

そこでさらに人脈が増えます。


個人的な意見ですが、私の学年で

ファッションビジネスを卒業した300人中

ファッションに現在携わっている人は多分30人くらいではないか

と思っています。

たまに風の噂で元クラスメイトのハナシを聞きますが、

大体卒業しても、仕事が見つからず田舎に帰っています。


読者の方々でファッション学校、FITやパーソンズに入学したいと考えており

そして、ビジネス系を専攻したい人には

「勉強はしなくても卒業できるから、毎日外に出て人と出会って、

暇な時間はインターンして卒業までにできるだけ人脈を増やしてください。」

とアドバイスしますし

デザイン系を専攻したい人には

「卒業するのはものスゴく大変だけれど、踏ん張って卒業できれば

社会にでると即戦力になるほどの技術が身につくので、頑張ってください。」

と励まします。(本当にデザイン系の方々は地獄の学生生活になると思います。)



暇な大学生活のおかげで、様々な人々と学校の外で出会えたので

今の自分があるわけですが、

4年間なんてあっという間なので

キャンパス内で淀んでダラダラしていると、

卒業したら、手には何も残っていないということになりかねないので

ビジネス系の学生の方々はご注意ください。


[ロン毛の彼女はグルジア人] 第三章 : キヅカレナイヨウニ。

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私事ではありますが。

私事ではありますが。