2009年よりNY在住で、共にファッション業界に身を置くロン毛(Wataru Shimosato)と坊主(Ryo Miyamoto)が綴るブログです。

海外生活を通して培ってきた考え方、仕事論、ファッションネタ、NY観光情報など雑多に更新中。

ブルックリンでゲストハウス、またオンラインブティックNo.648を運営しています。


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 海外就職の第一歩! ニューヨークでインターンする際の注意点

海外就職の第一歩! ニューヨークでインターンする際の注意点

[留学]ニューヨークでインターンする際には

 

 

 

先日の記事の「実録!ファッションの名門校、FITの4年間で坊主が学んだこと[留学]

で言及しましたが、暇でしょうがない大学生活のおかげで

沢山のインターンシップを経験しました。

大きくわけて2種類あるので、ご紹介したいと思います。

 

その前にざっと私が経験したインターンシップの経歴を順番に記します。

  • 日本の大企業でマーケティングインターン
  • イーストビレッジのセレクトショップで販売員インターン
  • そこで買い付け・スタイリングアシスタントインターン
  • ソーホーのショールームでインターン
  • ニューヨークのメンズブランドでPR・オフィスインターン
  • トレンドリサーチ会社でインターン
  • ヨーロッパを拠点とする大規模PR会社でインターン
  • 世界的に有名なブランドでオンラインショップインターン
  • 世界的に有名なブランドでPRインターン

 

大きく分けて、大企業でのインターンシップと

小さな会社でのインターンシップがあります。

 

大企業で研修するメリットは

  • 履歴書での見栄えがいい
  • ファッション業界の裏が見える
  • インターンの人数が多いので横の友達も増える
  • 大学の単位として使える
  • 気前の良いところは交通費やランチ代が支給される

などなど

デメリットは

  • 大事なことはさせてもらえない
  • 働いている人とインターンとの間で壁がある
  • 忙しいと普通に週6日12時間労働がある
  • 基本的に使いパシリとしてコキ使われる
  • 研修を終了してもそこで働ける可能性は殆どない

大企業でのインターンは本当に雑用、使いパシリ要員です。

一日中、あっちこっちを飛びまわり、撮影終わりの服をピックアップ、

それを他の雑誌社にドロップオフ。夏や冬は地獄の所業であります。

友人のデザインインターンでは8時間、生地のアーカイブから

ひたすらスウォッチ作りなんてのもありましたね。

大事なことは何一つさせてもらえないのが、大企業インターンの弱点です。

ファッション業界の裏が見えると記しましたが、

超有名ブランドのアメリカ市場を統括するオフィスのオンライン部門でインターンした際

上司一人とインターンの私で、アメリカ全土のカスタマーサービスを対応していました。

あなたが30万円のバッグを購入して、不備や苦情があり電話して

応対するのが実は研修生であったらどうでしょうか?

有名ブランドの内部は意外とそんなものです。

 

小さい会社での研修のメリットは

  • 働いている人達とほぼ一緒のことをさせてもらえる
  • 社員の人達と仲良くなって遊びにも連れていってもらえる
  • 現場の空気がつかめる
  • ファッション業界の闇が見える
  • インターン後雇われる可能性が高い

などなど、

デメリットは

  • 仕事量が異常に多い(無給なのに)
  • 責任が非常に重い(無給なのに)
  • 自分が休むと、会社が回らなくなることもある(無給なのに)
  • 忙しいと週7日16時間労働もある(無給なのに)
  • ファッション業界が嫌いになる(個人差あり)

 

メンズブランドでインターンをした際は、デザイナーと5人のインターンで

ファッションウィークの期間中にプレゼンテーションを行ったこともありました。

開催の際、保険の問題で私のせいでプレゼンテーションが中止になりかけました。

30分前に運良く解決しましたが、あの時は逃げ出したかったです。正直。

よく、海外の若手・中堅デザイナーがシーズン毎に雰囲気やショーの内容がガラっと変わることがありますが、

あれはシーズン毎に研修生が総とっかえになっているのが理由の場合があります。

 

最近では、そもそも無給でインターンをこき使うのが問題になっていて

Vogueなどを出版しているCONDE NAST「コンデナスト」が

研修生から訴えられて、総額約6.5億円を支払うことになったようですね。

 

先日、私のもとにもオンライン部門でインターンをしていた超有名ブランドを訴えるから

過去の研修生として参加したいなら、連絡をくれ。というメールがきました。

 

しかし、留学生は法的に働いて収入を得ることができないので

インターンシップを行うことは決して悪くないことだと思います。

大企業でも小さな会社でも、一長一短、しかし唯一無二の経験ができますので

時間があればどっちも経験してみてもいいかと思います。

 

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